トロント🇨🇦留学中の脳神経外科医 (3)
Makoです。
今回はタイトル通り、尾崎さんのインタビュー最終回です。
では尾崎さんのプロフィールから振り返ってみましょう☺️
-本日のゲストのプロフィール-
尾崎友彦(おざき ともひこ)さん
✔️脳神経外科医
✔️大阪府出身
1979年生まれ。高校生の時に脳外科医を目指し始め、大阪大学医学部に入学。卒業後、関西圏で脳外科医として働く。2019年7月1日よりカナダ、トロントにあるToronto Western Hospital にてカテーテル治療の研究を行っている。
Website: https:/
経歴
2005年 大阪大学医学部医学学科卒業
2005-2010年 国立病院機構大阪医療センター
2010-2012年 関西労災病院
2012-2014年 大阪大学医学部付属病院
2016年 大阪府立成人病センター
2017年 大阪国際がんセンター
2018年 河内総合病院
尾崎さんのインタビュー、Vol.1、Vol.2はこちらからどうぞ🌱
トロント🇨🇦留学中の脳神経外科医 (1) - MakoChallenge
トロント🇨🇦留学中の脳神経外科医 (2) - MakoChallenge
すごく単純なことを聞きますね(笑)
手術とかグロいと思ったことはないですか?
だから白子あんまり食えないよね。まあ食えるけど(笑)
脳って白子そっくり。
手術する時、慌てることはないですか?
自転車に乗るようなもんちゃう?
自転車も普通に漕いでいたらこけたりしないし。
難しい手術もあるけど、基本的に淡々とやれば大丈夫。
ちゃんと考えて安全にやれば安全に終わるしね。
この1年トロントでの目標は?
カテーテル治療の知識と技術を学んで、研究で論文をちゃんと書いて帰ることかな。
でも、日本とカナダでやっていることや研究している病気が違う、ということはなくて。
でもトロントは症例が圧倒的に多い。
カナダの病院は一極集中させている
さっき話してた脳動静脈奇形なんて日本だと1年に1回あるかないかくらいだけれど、こちらだとどんどんあるからね。日本ってそこそこ治療できる病院が多いのね。だから患者さんもばらけちゃう。カナダは1極集中させているんだとおもう。
多国籍との医師たちとの交流も大切に
いろんな医師の方々との交流も大事にしているかな。
僕みたいに研究しに来ている医師たちは本当に世界中から。オーストラリア、アイルランド、イスラエル、ポルトガル、韓国、ケニア、イタリア、オランダから来ているね。僕が所属している部署だけでこんなにいろんな国の人がいるから本当にインターナショナルだなと思うね。逆にカナダ人がすごく少ない。
大学時代に戻れるとします。
学生時代にやっといたらよかったなあということは?
僕、数学の塾講師とサーフィンに大学時代をほぼ捧げたと言ってもおかしくないんだけれど(笑)もうちょっと研究を大学時代から基礎研究とかに携わっていたらよかったなと思うね。
仕事を辞めたいと思った時はありましたか?
しんどくても面白いから
ないなあ。
まあでもさ、多少しんどくてもまあ自分が興味あることで自分が決めて仕事したほうがいいよね。脳外科って僕が思っていた以上にしんどいのね。夜中でも呼び出されたりとか。でも脳に興味があるし、自分で行きたいと思ったことやし、まあしんどくても面白いから。
私就活に身が入らないんですね。
自分の中で優先順位が低くて。せっかくトロントにいるならここでしかできないことに時間使いたいなあって思うんです。
羨ましいと思わずに生きるということ
多分いろんな人にインタビューしていると、誰かのこと羨ましいなと思うことがあると思うんやけど、あんまり誰かのことを羨ましいなと思わんと生きたいなと思っているの僕は。嫌じゃない?僕がよく昔ご飯食べに行っていたイタリアンのマスターが「尾崎さんやっぱ誰かを羨ましいと思う人生はだめでしょ」ってよく言ってて。そうか、と。僕もときどき他の人を羨ましいと思うよ、思うけど思わんようにしている。
どんな仕事に就職したとしてもキラキラしていたいですね。
それが一番よ。
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本日も最後まで読んでくださってありがとうございます🌱
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ブラックフライデー終了〜
— まこ🇯🇵🇨🇦MakoChallenge (@ChallengeMako) November 30, 2019
今日の差し入れは
クッキー詰め合わせとケーキ1ホール、コーヒー、スナック諸々でした。至福のひとときでした😂